カテゴリ: 車両開発、製造部。

こんばんは。6月に入りましたが、雨さえ降らなければ夜は快適な時期ですね。さて、今回は「車両開発、製造部」が久々に新型車両を完成したとの事です。
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“井中支社線„の特急「涼風」には、二種類の編成が使用されています。最初の一編成は“連接車„の10000系で、曲線通過時の安定性、乗り心地等で高評価を頂いてます。ですが特殊な造りなので保守の大変さと製造コストの高価さが問題になり、第二編成はボギー車の11000系になりました。ただやはり曲線通過速度で10000系より10~15キロ程劣り、ダイヤの余裕を圧迫しています。DSC_0356そこで、連接車並みの曲線高速通過をボギー車で実現する目的で381系電車や四国2000系気動車を参考に「制御つき自然振り子」を採用した新型車両“11000系100番台„が開発されました。
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先頭車の“前面展望窓„部分はJR西日本の「スーパーくろしお」の前面窓を買い受けて採用しています。振り子車両特有の「下膨れ」な断面は“井中支社„初の形状です。制御機器や主電動機等は11000系と同様、室内の設備等も踏襲していますので新形式では無く11000系の「新番台」になってます。
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2号車乗務員室外板の「涼風」ロゴマークはもちろん踏襲していますが、折角の新車両ですので両先頭車の大型荷物置場の外部に“N11000„のロゴを別に掲出しています。
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“N11000系„は7月から11000系に代わり「涼風」運用に入ります。11000系は一旦「休車」になり、内外の改装を施し91年春から“ホテル蛸の岬グランリゾート光月湖„とのタイアップ列車「グランリゾートエクスプレス」に生まれ変わります。来年にはまた新しい車両をお見せ出来そうです。

こんばんは。
最近の関西は寒さはかなりマシですが、雨がちらほら降って真冬らしからぬ天気です。井中支社の特急「涼風」に運用されている10000形電車は、初めての「フリーランス車両」でしたが、後から増備された11000形に比べ見劣りします。特急車両が2編成になり余裕が出来ましたので、5両編成に戻す事になり。ついでに車体を作り直しする事になりました。20200120_173224-1
今回の改造点は「乗務員室」「乗降口」を11000系になるべく近づけ運用の便を計ります。20200120_173321-1
前方の見通しが悪く、問題だった2階運転台を前よりに移動、展望室の前面窓は連窓調にしてイメージを変えました。20200120_173401-1
気を付けているつもりでも、側窓の大きさは車両によって微妙に違ってます(笑)。そこで窓の周りを黒にして小さい窓の方を目立たなくします。窓ガラスはブルーの塩ビ板に替えました。20200120_174247-1
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新しい装いで「涼風」運用に復帰した10000形電車、11000形と共に特急「涼風」の両翼を担います。

こんばんは。
今日の関西は涼しく一日を過ごせましたが、また日曜は36度とか・・「まだ粘るか?」という気分です(苦笑)。須津谷急行電鉄の“B特急車両(90年仕様?)は進んでいます。20190909_213044
塗装が終われば窓サッシに銀色を筆差しして、ガラスを接着します。青い透明塩ビ板は通販で買った物で、現物合わせで切り出してゴム系接着剤で取り付けます。オリジナルより青みが強いですが、がらんどうの車内を目立たなくするのに一役買ってくれています。20190909_184044
中間車の台車は「FS369(阪急ミンデン)」の様です。でもエコノミーキット用の旧動力ユニットは絶版になりつつある様で、現行の「コアレス動力ユニット」の18メートル級を勧められました。FS369の台車枠も一緒に購入、“トレジャータウン„から発売されているコアレスユニット取り付け用の真鍮製の治具も売られていました。20190909_221528
B特急車は非冷房車という設定です。多分“A特急„が登場する以前から特急として活躍しており、昭和30年代後半頃の製造だと思われます(この頃の私鉄は特急車両でも非冷房が普通でした)。「窓を開けて爽やかな風を浴びて欲しい」という設計者の思いは解りますが、今時の夏に窓を開けても入って来るのは「嘲笑うかの様な熱風」です(笑)。取り付けるクーラーは色々ありますが、80年代後半頃の改造ですから、当時流行りの“インバータークーラー„にしました。無題245-1
“サニーカー„の前面パーツを使いますから、自動的に電照表示幕に「更新」されます。“イラスト作成アプリ„で自作しました。近鉄のそれに合わせたデザインにしました。「光月高原口」の表示がありますが“大山新線(大山駅から延伸工事中だった新線が開業した物です)を介して“井中支社線„に8月に乗り入れしているという設定です。20190909_232004-1~2
写真に起こし、縮小コピーした表示幕を貼り付けます。オリジナルは貫通扉が銀色に塗られていましたが、あまり似合わない感じでしたので更新時にクリーム色に揃えました。A特急と同じデザインのスカートは“レッドアロー„のバラ売りパーツ、運転保安の向上のため列車無線アンテナも取り付けました。20190909_232127-1~2
冷房化で消費電力も増えますので、パンタグラフはPS-16に変更。先頭車の台車は写真を見ても判断出来ません(現行の台車のラインアップにも無い様です)仕方なく“FS369„で揃えました。20190913_182611
先に出来た普通列車と並べて「記念撮影」といきました。須津急電車が2本並ぶと「日間名市」っぽく見えてきたかな?乗り入れしている設定になったので、井中支社線上を走ってもおかしく無くなりました(笑)。

こんばんは。
あっつい日々が続いていますね(汗)。作業が大がかりになるモジュール作りは辛いので、机の上でちょこちょこやれる車両キット作りばかりやってます(笑)。20190817_220034-1
先日“須津谷急行„の普通列車用車両を作ったばかりですが、手元には“伊豆急100系4両セット„が用意されていましたので“B特急„にトライして見ます。まずは中間車、GMカタログの写真を参考に運転台部分を切り落とし18メートル級に短縮。動力車になる予定ですから、側板裏のリブは全部削りました。20190818_165125-1~2
先頭車は逆に連結面側の窓1つ分を切断して短縮。先頭部はオリジナルは近鉄12000系“スナックカー„のパーツを使っていましたが、尾灯上の行先表示の部分まで赤く塗って尾灯にしてありましたので「ヘッドライトより大きなテールライト」なっていました。今回は“更新車„という事で12400系“サニーカー„の先頭部を使います。行先表示が無い分テールライトが小さくなりました。20190818_165140-1~2
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マスキングテープで“仮組み„して見ながらあちこちスキマをふさいでいきます。大きなスキマにはプラ棒を入れてからパテうめします。20190819_161733-1
本来は屋根板と妻面は先頭部に合わせて近鉄のものを使いますが、「冷房改造」するので少し屋根を下げないと全長が短い分“頭でっかち„になります。今までの“モニター„を外したら屋根にはかなり大きな「開口部」が出来る筈なので、屋根は殆ど“やり直し„になるでしょうし「低屋根化」を実施します。模型としては、伊豆急の屋根板と妻板をそのまま使い運転台部分との“段差„はパテで埋めて目立たなくします。20190908_231923-1~2
今回も塗装についての説明はありませんので、カタログ写真を見て「国鉄特急クリーム」と「京急の赤」と判断。塗装を実施しました。仕上がりを見るとクリーム色の色合いが少し違います。どうやら「横須賀色のクリーム」だった様です。もう塗ってしまったので「更新の際に少し色味を変えた」という事にしましょう(笑)。次回“後編„に続きます。

こんにちは。
お盆も後半戦、空気を読まない台風のせいで旅行や行楽のスケジュールが滅茶苦茶になった人もいそうです。私は仕事の都合上飛び石になるので、どこにも行かず家にいる事にしました(笑)。20190813_152726-1~2
以前にブログで紹介させて頂いた“須津谷急行„普通列車の編成は、「デハ」「クハ」の2両が出来たところで中断していました。20190813_134157
今回、再生産待ちだった「クモユニ81」のGMキットが届きました。これで3両目の「クハニ(?)」の制作が出来る様になりました。20190813_154117-1
GMカタログに再録されていたオリジナルの写真を見ながら、東急3000系の側面パーツと組合せて一体化します。クモユニの側板は「雨樋」の表現がなされてますが、東急3000系は屋根パーツの方に雨樋があります。その分1ミリ程クモユニの側板は高くなってますのでその部分をカットしたらちょうどピッタリになります。20190814_124159-1
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下地を兼ねて屋根色のグレーを吹き付けて、継ぎ目の状態を見ます。僅かにパテ修正の跡が見えてますが、あまり削るとシルやヘッダーまで削れてしまうのでこれで良しとします。それにしても「荷物室」と「客室」で窓の大きさが全然違ってますね。シル・ヘッダーの位置も合いません(笑)。別々の車両を継いだとしか見えませんし、“A特急„の「パーラーカー」の様に合成改造したのかもしれませんね(流石“須津急„・・)。20190815_122927-1~2
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塗装が終われば、他の2両と同様に“近代化更新„としてアルミサッシ化等を施します。20190815_131325-1~2
クーラーも“更新メニュー„通りに増設します。荷物室の上にもクーラーがありますが、運転台の冷房化のついでに設置しました。荷役作業中の(労働環境改善)になったかな?と。20190815_131907~2
これで一応完成しましたので「記念写真」と行きましょう。本当は「日間名市」が良いのですが、流石に無理なので「富電興津駅」で代用です(笑)。須津急の車両は皆いい味を出していますので、また挑戦したくなります。「次は“B特急„かな。」とか(笑)。またその気になったらご紹介させて頂きます。

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